日本カイロプラクティック徒手医学会 JSCC

学術大会

第11回学術大会

開催日:
2009年10月11日(日)12日(月)
会 場:
東京ビッグサイト
テーマ:
ココロと身体
基調講演
『Spine Dynamics 理論による慢性疼痛疾患治療の実際』
~レ線画像から診る心身機能評価と治療の実際~
医療法人SEISEN 清泉クリニック整形外科 スポーツ医学センター
専務理事兼施設長 脇元 幸一
特別講演
『身体に働きかけると、セロトニン神経が活性化される』
東邦大学医学部統合生理学 教授
有田 秀穂
ワークショップ
『いのちの技術〜場の治療〜身体呼吸療法から見えてくる世界』
NPO 法人 場の研究所 理事・研究員
仙台徒手医学療法室SORA 代表
本多 直人   

『科学的という前にせめて理論的であろう』
松聲館 主宰
甲野 善紀 


『大自然における“こころ”と“身体”の解決を考える』
東京歯科大学 客員准教授 医療法人エヌアール
日本生体咬合研究所 所長
中村 昭二 

『キネシオテープング・心と体へのアプローチ』
社団法人 キネシオテーピング協会 会長
加瀬 建造

2009年第11回学術大会

スケジュール

第1日 10月11日(日)  10:10~20:00
09:50~
受付開始  
10:10~10:30
開会式  
10:30~12:00
基調講演

座長 山本 尚司
『Spine Dynamics 理論による慢性疼痛疾患治療の実際』
~レ線画像から診る心身機能評価と治療の実際~
医療法人SEISEN 清泉クリニック整形外科 スポーツ医学センター
専務理事兼施設長 脇元 幸一

12:00~12:55
休憩(55分) 役員会
13:00~14:00 一般講演 1

座長 鈴木 明弘
一般講演 1
「書字姿勢と書字質に関する研究」
伊澤 勝典(璃楽院)

一般講演 2
「加速度センサを用いたナンバ歩きの評価」
大藤 晃義(サレジオ工業高等専門学校)

一般講演 3
「膝蓋腱反射の逆転現象について」
荒木 寛志(フィニッシュ カイロプラクティック研究所)

14:05~15:05
ポスター発表 1

ポスター発表 1
「人体からのミリ波測定による神経活動の分析」
安藤 澄雄(ACCカイロオフィス) 

ポスター発表 2
「習癖改善を目的とした行動科学的アプローチに基づいた調査表」
稲葉 政徳( 京都医健専門学校理学療法科, 畿央大学大学院健康科学研究科在籍) 

ポスター発表 3
「側彎症に対し膜構造論を基に治療を行った1症例」
大野 悟(大野カイロプラクティック研究所) 

ポスター発表 4
「肩関節後面の筋への対処法」
鈴木 喜博(スズキ・カイロプラクティック) 

ポスター発表 5
「胸郭出口症候群と膜系の相関についての考察」
高橋 克典(高橋カイロプラクティック全尽堂) 

ポスター発表 6
「施術者の心構えと患者の満足度」
藤原 正行(国際カイロプラクティックカレッジ 第20期生)

15:10~16:30
ワークショップ A

ワークショップ 1 座長 伊澤 勝典

『いのちの技術~場の治療~身体呼吸療法から見えてくる世界』
NPO 法人 場の研究所 理事・研究員
仙台徒手医学療法室SORA 代表
本多 直人   

ワークショップ 2 座長 馬場 信年
『科学的という前にせめて理論的であろう』
松聲館 主宰
甲野 善紀 

16:40~17:40
一般講演 2 座長 鈴木 喜博
一般講演 4
「ぶれない体 ぶれない心 揺るがない私《大脳半球の固有運動と心身症状》」
奥山 耀規(奥山カイロプラクティックセンター ) 

一般講演 5
「左並びに右利き足被験者における仙腸関節の変位像
—筋骨格系疾患の発症機序を考えて(第三報)
吉野 和廣、吉野 和織(桜カイロプラクティック) 

一般講演 6
「カイロプラクティックにおける科学的研究の不確実性に対する考察」
木村 功(木村整骨療法研究室・和田整形外科 外科医院)

18:00~20:00
懇親会 
第2日 10月12日(月・祝) 9:20~16:20
09:00~
受付開始  
09:20~10:50
特別講演

座長 守屋 徹
『身体に働きかけると、セロトニン神経が活性化される』
東邦大学医学部統合生理学 教授
有田 秀穂 

11:00~12:00
ポスター発表 2

ポスター発表 1
「人体からのミリ波測定による神経活動の分析」
安藤 澄雄(ACCカイロオフィス) 

ポスター発表 2
「習癖改善を目的とした行動科学的アプローチに基づいた調査表」
稲葉 政徳( 京都医健専門学校理学療法科, 畿央大学大学院健康科学研究科在籍) 

ポスター発表 3
「側彎症に対し膜構造論を基に治療を行った1症例」
大野 悟(大野カイロプラクティック研究所) 

ポスター発表 4
「肩関節後面の筋への対処法」
鈴木 喜博(スズキ・カイロプラクティック) 

ポスター発表 5
「胸郭出口症候群と膜系の相関についての考察」
高橋 克典(高橋カイロプラクティック全尽堂) 

ポスター発表 6
「施術者の心構えと患者の満足度」
藤原 正行(国際カイロプラクティックカレッジ 第20期生)

12:00~13:00
昼食(60分)  
13:00~13:20
学会賞の表彰  
13:30~14:50
ワークショップ B

ワークショップ 3 座長 阿知波 正人
『大自然における“こころ”と“身体”の解決を考える』
東京歯科大学 客員准教授 医療法人エヌアール
日本生体咬合研究所 所長
中村 昭二 

ワークショップ 4 座長 大藤 晃義
『キネシオテープング・心と体へのアプローチ』
社団法人 キネシオテーピング協会 会長
加瀬 建造

15:00~16:00 一般講演 3

座長 荒木 寛志
一般講演 7
「生化学的アプローチによる毛細血管変化
~認知行動の変容による改善症例と悪習慣による悪化例~」
田中 勝士(田中整骨院) 

一般講演 8
「徒手療法による環境アレルギーとイップスへのアプローチ」
石田 昭治( 天津中医薬大学日本校) 

一般講演 9
「効果的な内側広筋強化方法の研究」
久々知 修平(国際カイロプラクティックカレッジ)

16:00~16:20
閉会式  

大会長あいさつ

山本 尚司(運動連鎖アプローチ研究所)

 科学の発展に伴い飛躍的に医学は進歩しています。しかしその反面多くの痛みや訴えを持つ患者様やクライアント様は後を絶ちません。つまり我々セラピストが行うアプローチにおいて、身体を治療対象とするだけでなく「ココロ」への配慮も不可欠といえます。いわゆる心、精神、心的イメージなどは、脳の営みがベースにあると考えられています。内に知覚される主体としての心と精神は、いわば内部知覚の営み(心的な装置)から生じているとみなされています。その営みの基盤になっていると考えられているのが脳ということになります。我々は脳を通して推察される「ココロ」について考えることで新たな治療体系を構築することを目指していきましょう。そこで第11回の学術大会では、『ココロと身体』をテーマに、脳科学、カイロプラクティック、リハビリテーション分野から新進気鋭の講師をお迎えする予定です。
 東京ビッグサイトという日本でも有数の大会場を、皆様の熱気で盛り上げてまいりたいと思います。多くの方たちのご参加をお待ちしています。